それからしばらくは、前述の装置の機能強化と増設などをしていましたが、
数年前に、私の本来の業務で使いたいデバイスである、
1.小型軽量で片手で操作できて、
2.スイッチは機械式で、
3.安価で、
というM5Stackを見つけることが出来、早速購入して開発環境を整えました。
私の調べ方が悪いのか、発売からかなり経過していたようです。
ライブラリも整っており、サンプルスケッチを少し変更するだけで、測定器のBLE受信機ができてしまいました。
紙やタブレットを使わなくても測定データを記録できます。
しかも、M5Stackは裏に磁石が付いているので、金属部分に貼り付けておくことが出来ます。
これで「感電危険」エリアで作業する際に、片手は体が倒れないよう安全な場所をつかむことが出来ます。
ビビり過ぎとの感想を持たれるかもしれませんが、感電事故は毎年どこかで発生しています。
私も測定器の操作に注意が向かって、一時的に安全への注意がおろそかになる事があり、なんとかならないかと考えていました。